「売れているメガネ」には、必ず理由があります。
それは流行っているからでも、ブランド力だけでもありません。
オーマイグラスでは、顔型（輪郭）×顔テイスト（雰囲気）という独自の顔型診断フォーマットを用い、
「なぜその人に似合うのか」を論理的に説明したうえでメガネをご提案しています。
今回はその中でも、販売データを元に実際に長く売れ続けているヒットモデル8本を厳選。
どんな顔立ちにフィットするのか、なぜ似合うのかを具体的に解説します。
顔型×顔テイストとは？
オーマイグラスの顔型診断をごく簡単に要約すると、以下の2軸の掛け合わせで似合うメガネを提案しています（特許出願中）。
顔型（輪郭）
- 四角顔
- 三角顔
- 丸顔
- 面長
- たまご顔
顔テイスト（雰囲気）
- クール（いわゆる「塩顔」系）
- ナチュラル（いわゆる「醤油顔」系）
- エレガント（いわゆる「ソース顔」系）
輪郭だけでなく「目鼻立ちの強さ」「全体の印象」まで含めて判断することで、
掛けた瞬間しっくりくるメガネに出会いやすくなります。
TOM FORD（トム フォード）FT5927 DB AsianFit
TOM FORDのアイウェアは非常に人気がありますが、一方で「高級感が強すぎて使いづらい」「定番すぎて他の方と被ってしまう」と感じる方も少なくないと聞きます。しかし、このFT5927は少し例外的な存在です。
やや細身のウェリントンシェイプは、TOM FORDらしい品格を保ちつつ、主張しすぎない絶妙なバランス。
細身だからこそ、フロントのメタルTパーツが程よい締まりを与えてくれます。
四角顔・三角顔の方にとっては、直線的すぎないフロントラインが輪郭の角を和らげ、顔全体をシャープに見せてくれます。また、智（リムの左右の両端）の部分など柔和すぎないシェイプでもあるため、丸顔の方にもフィット。
顔テイストでは、ナチュラル〜エレガント寄りの方に特に相性が良く、「きちんと見せたいが、堅くなりすぎたくない」30〜40代に特に人気があります。
加えて、アジアンフィット設計＋クリングスタイプノーズパッド。掛け心地への不安が少なく、ブルーライトカットレンズ標準装備という点も、実用性を重視する世代から高く評価される理由です。
一本でオン・オフをカバーできる万能型TOM FORD。
売れ続けるのは、必然と言えるでしょう。
Yohji Yamamoto（ヨウジヤマモト）19-0066
ヨウジヤマモトのメガネは、「分かる人には分かる」存在感が魅力。
この19-0066は、その哲学を日常使いに落とし込んだ使いやすいモデルです。
クラウンパント風のボストンシェイプは、縦の印象が強く出やすい面長顔さんのバランス補正に非常に優秀。
顔の重心を下げ、落ち着いた印象に導きます。
一方で、フード式チタンリムやブレードを思わせるテンプルが、甘さを抑え、クールな空気感を残します。
その結果、
- 面長 × クール → 知的で洗練された印象
- 四角顔or三角顔 × ナチュラル → 輪郭を和らげつつ、程よくモード
という仕上がりに。
見た目に反して非常に軽量なため、度数が強く、レンズの厚みが気になる方にも支持されています。
控えめなのに、確実に“違い”が出る一本。
人と被りにくい眼鏡を探している方におすすめです。
TART OPTICAL ARNEL（タートオプティカル アーネル）JD-04
TART OPTICAL ARNELは、「クラシック眼鏡の完成形」とも言える存在です。
50年代のARNELを忠実に復刻したJD-04は、程よいボリューム感と柔らかなウェリントンシェイプが特徴。
丸顔の方にとっては、フロントの直線が顔の丸みを引き締め、子供っぽさを抑えてくれます。
四角顔の方の場合も、直線と曲線のバランスが取れているため、ゴツくなりすぎず、自然に馴染みます。
顔テイストでは、クール・ナチュラル寄りの方と相性が良く、「シンプルだけど、高級感がある」一本を求める方に支持されています。
44サイズ・46サイズ展開により、顔幅に合わせて選べる点も、長く売れ続ける理由のひとつです。
Oh My Glasses TOKYO TYPE Caslon Std CLS-001
オーマイグラスの売れ筋TOP3に必ず入るロングセラーモデル。その理由は、完成度の高さにあります。
キャスロンという書体から着想を得た曲線は、上品・端正で、しかも知的。
アセテート×メタルのコンビネーションにより、軽やかさと存在感を両立しています。
三角顔・四角顔の方には、輪郭のシャープさを和らげる効果があり、たまご顔の方には、顔立ちに程よい抑揚を与えます。
顔テイストは、ナチュラル〜エレガントに特におすすめ。
「きれいめ」「きちんと感」を重視する方から、男女問わず支持されています。
迷ったらこれを勧められる。
スタッフ支持率が高いのも、納得の一本です。
Oh My Glasses TOKYO Kenny omg-155
Oh My Glasses TOKYOのラインナップの中で、ファーストコレクションから長きに亘って売れ続けているロングセラーモデルを、2025年にアップデートを施したモデル「Kenny」。
クラシックなディテールをベースにしながら、テンプルやヨロイに細かな彫刻を施すことで、立体感と奥行きを演出した普遍性のあるクラシックフレームです。
三角顔・四角顔・たまご顔と相性が良く、顔テイストではナチュラル〜クール寄りの方におすすめ。
ブラック・デミはもちろん、トレンドのクリアカラーが揃っている点も人気の理由です。
「どんな時にも使える、端正で知的なフレーム」。
そんな一本を探している方に選ばれています。
Oh My Glasses TOKYO Charles omg-156
Oh My Glasses TOKYOの「Charles」は、やや個性的な特徴を持つ近年のヒットモデル。
縦幅も含めてやや大ぶりなリムは、面長に小顔効果（面長短縮効果）をもたらします。
また、顔全体に余裕のある印象を与えるので、三角顔にも適しています。
特徴的なヨロイやテンプル構造により、横顔までしっかりデザインされている点も魅力。
顔テイストは、エレガント・ナチュラル寄りの方におすすめで、
「人と少し差をつけたい」方に選ばれています。
麻布眼鏡堂 槌目 AZ-801
日本の伝統技法・鍛金による槌目模様を、鯖江の職人技で眼鏡に落とし込んだ一本。
シグネチャーである紋様をテンプル裏に配することで、視覚的な重厚感がありながらも目立ちすぎず、実際には掛けやすい点が人気です。
面長・四角顔の方にとっては、フレームの存在感が顔の縦横バランスを整え、
クール・ナチュラルな顔テイストとよく調和します。
いわば「分かる大人」が選ぶ眼鏡。
静かな説得力を持ったモデルです。
MAISON OPTICAL（メゾンオプティカル）MO-709
MAISON OPTICALは「トレンドを取り入れつつ、掛けやすい」東京・代官山発のブランド。
MO-709はその中でも、女性からの人気の高いコンビネーションフレームです。
リム裏に仕込まれたメタルバー構造により、見た目以上の安定感と快適性を実現。
面長・四角顔・たまご顔と相性が良く、クール・ナチュラル寄りの顔立ちに、洗練された印象を加えてくれます。
日常にも、少し特別な日にも使える一本として、特に30〜40代女性に支持されています。
まとめ〜「似合う理由」があるメガネは、長く使える
今回ご紹介した8本はどれもヒット商品ではありますが、顔型×顔テイストという「似合う理由」が、きちんと説明できるモデルです。
メガネもサングラスも、「なんとなく」ではなく、「理屈で選ぶ」ことで、失敗は確実に減らせます。
ぜひ店頭で、ご自身の顔型診断とあわせて体験してみてください！
全国30のオーマイグラス（MAISON OPTICA、麻布眼鏡堂を含む）各店で、顔型診断によるメガネ選びをご提供しています。
一部店舗ではパーソナルカラー診断も行っており、累計診断実績は6万件を超えます（2025/12時点）。
「似合うメガネがわからない」「いつも同じようなメガネを買ってしまう」「マンツーマンでじっくり相談して良いメガネを選びたい」といった方に特にご好評いただいています。
今回ご紹介したフレームは、多くの店舗で取扱いがございます（恐れ入りますが、お目当ての場合は事前にご希望のお店にご確認いただくことをオススメします）。
※顔型診断・パーソナルカラー診断は事前の来店予約をお願いいたします。
