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眼鏡の価格はどれくらい?価格帯別の違いと“本当に満足できる1本”の選び方

眼鏡の価格には大きな幅があり、1万円以下のものから10万円を超えるものまで存在します。「価格の違いは何?」「どれくらいの予算を見ておけばいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

特に、眼鏡は視力矯正だけでなく、日々の快適さや印象を左右する重要なアイテム。だからこそ、価格の安さだけで選ぶと、あとから後悔することもあります。

この記事では、「眼鏡の価格相場」を価格帯ごとに整理しながら、それぞれのメリット・デメリットを丁寧に解説。納得のいく予算設定をし、本当に満足できる一本に出会うための視点をお伝えします。

目次

なぜ眼鏡の価格にこれだけの差があるのか?

眼鏡の価格は、以下のような要素で決まります。

  • 素材や製造工程の違い:安価なものは合金やインジェクション成形のプラスチックが多く、大量生産品が多くを占めます。高価格帯ではチタンなどの素材を使ったもの、日本製(福井県鯖江製)に代表される、多くの製造工程を経た職人の手仕上げのものが増えます。
  • レンズのグレード:レンズのメーカー(日本だとHOYAやニコン、東海光学が有名)や、高屈折率(薄型)・累進レンズ(遠近両用など)・ブルーライトカットやキズ防止、カラーなどのオプションなどに応じて価格が上がります。
  • ブランド:他のファッションアイテムと同様、ラグジュアリーブランド、デザイナーズブランドは、価格が高くなります。
  • デザイン、機能性:複雑で凝ったデザインや構造のもの、バネ蝶番など機能性に優れたものは価格が高くなります。
  • サービス品質:商品提案、視力測定やフィッティング、アフターケアまでサービスの品質も、主にレンズ価格の形で価格に反映されることがあります。

つまり、ブランドやデザインだけではなく、素材や工程、レンズ、サービスのグレードも含めた形で価格に反映されているのです。


価格帯別|眼鏡の違いと価値を徹底比較

【眼鏡の価格帯別 比較表(レンズ込み)】

価格帯特徴・素材レンズ性能デザイン性・ブランド接客・サービスおすすめ層
〜1万円インジェクション成形、合金など安価素材低グレード、
基本機能
限定的
(ファッション重視)
最小限とにかく安く済ませたい、予備用
1〜3万円未満標準的な素材(TR-90など)、量産モデル一部機能
付きあり
有名チェーン店中心店舗により異なる初めての眼鏡、学生・ライトユーザー
3〜5万円未満日本製も登場、軽量チタン・βチタンあり高屈折率や
薄型も可
個性的なファクトリーブランドも向上傾向見た目と機能の両立を求める方
5〜8万円未満高品質な日本製素材、上質チタンなど高機能+
薄型対応
ハイセンスな国産/海外ブランド高水準長く使いたい大人、ビジネス層
8万円〜フルオーダー、職人製、希少素材などインディビジュアル対応ラグジュアリー・ヴィンテージ系ハイエンド対応自己表現重視、一生モノを探す方

ここからは、「レンズ込み」の価格で、代表的な価格帯ごとの違いを見ていきましょう。
※価格はあくまでも目安となり、例外もあります。

1万円以下|ファッション用途のエントリークラス

1万円以下の眼鏡は、量販チェーンやネット通販で多く見られます。手軽さが魅力ですが、使用素材は安価な合金や成形プラスチック(インジェクション)が中心。フレームの調整ができなかったり、レンズの品質が低かったりと、実用性に難がある場合も。

ちょっとしたお出かけ用やファッションアイテムとしては良いですが、長時間使用や仕事用途には不向き。快適性や視力の安定性を求めるなら、もう少し予算を見たいところです。

1万円〜3万円未満|実用ラインのスタンダード

この価格帯は、有名チェーン店でのスタンダードなライン。軽量素材やデザインの選択肢が増え、初めて眼鏡を作る方にも手が出しやすい領域です。

ただし、レンズはセットの既製品が多く、視力に合わせたオーダーやコーティングオプションには限りがあります。掛け心地や見え方に物足りなさを感じやすく、長く愛用するにはやや妥協が必要です。


3万円〜5万円未満|品質にこだわりたい人のミドルクラス

このクラスから、日本製のしっかりした眼鏡フレームや、より快適な視界を実現するレンズオプションが選べるようになります。ブランドも無名量産型ではなく、個性あるファクトリーブランドやデザインに力を入れた商品が登場します。

ただし、レンズ代が別料金となることが多く、最終的な価格は5万円を超えることも少なくありません。掛け心地・見た目・耐久性を求める人にとっては、ここからが本番の価格帯です。

5万円〜8万円未満|上質と満足を両立する価格帯

最もおすすめしたいのが、このミドルハイクラスの価格帯。高品質なチタンフレームや日本製の技術力の高いブランドが中心となり、デザイン・素材・掛け心地のバランスが非常に優れています

また、薄型高屈折レンズや特殊コーティング、遠近両用などのオプションを加えても、この価格帯なら収まります。仕事にもプライベートにも使いたい、妥協のない一本を探すならここが最適です。

8万円以上|一生モノの価値を備えるハイクラス

8万円を超える眼鏡は、まさに“大人の投資”。デザイン性の高いラグジュアリーブランドや、職人によるフルハンドメイドの製品、(セミ)オーダーメイドのフレームなどがこれにあたります。

ヴィンテージや希少素材(サンプラチナ、鼈甲、バッファローホーンetc.)など、「語れる眼鏡」を求める方にも人気の価格帯です。

また、フレームがミドルクラスであっても、世界最薄の非球面レンズやインディビジュアルレンズ(多焦点。視界設計をオーダーメイドできる最先端の機能性を持つ)、希少なガラス製などの付加価値の高いレンズにすると、この価格帯になることもあります。


眼鏡選びに“投資する価値”とは

価格が安い=悪いというわけではありませんが、眼鏡は毎日顔につけるパーソナルな道具。見え方や掛け心地が悪いと、頭痛や肩こり、目の疲れにも繋がります。

さらに、自分に似合う眼鏡を選ぶことで、顔の印象は驚くほど変わります。最近では「顔型診断」などを用いて、最適な1本をプロが提案してくれる店舗も増えています。

安価な眼鏡で妥協するより、少し投資してでも“心地よく、似合う一本”を選ぶ方が、圧倒的に満足度は高いという声が多く聞かれます。

眼鏡は単なる道具ではなく、生活の質を左右するパートナーです。1日8時間、年間で数千時間かけるものと考えれば、1本に5万円以上を投資する価値は十分にあるはずです。

品質・視界・フィット感・デザイン。その全てを備えた眼鏡は、あなたの印象も生活もアップグレードしてくれるでしょう。


似合う一本に出会える場所|オーマイグラスのご紹介

オーマイグラスでは、ミドルクラス〜ハイクラスの眼鏡を中心に、国内外の上質なブランドを多数取り揃えています。
さらに、顔型診断やパーソナルカラー診断を用いた「似合う眼鏡」選びのサポートが、事前予約制のためマンツーマンで、しかも無料で受けられるのも大きな魅力。

見た目・快適さ・印象アップ、すべてに妥協しない“自分だけの一本”に出会いたい方は、ぜひ一度店舗にお越しください。

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